只今、夕方18時の福島市の気温、29℃。夏の夕暮れ時とは、明らかに違い、日が暮れるのも、早まったような気配です。今も、外から虫の声が!秋ですね!
台風や地震に見舞われた地域の皆様、本当に大変ですね!一日も早く平和な日常に戻ることができますように!
さて、今日は、20代の女性のレッスンがありました。お仕事が終わった後、いつものように自転車で来て下さいました。
今日のレッスンは、「おとなのためのピアノ教本 2」から、まず、宿題にしていた ♪旅愁 を弾いて頂きました。左手の伴奏の形が途中から変わります。曲想の変化に伴い、伴奏の形が変わるのが学習のねらいです。前回もお話しましたが、同じ和音(コード)であれば、いろいろと伴奏に変化を付けることができます。これをマスターすると、ぐっぐっと音楽的なグレードが上がります。
楽曲を弾く場合に、よく楽譜を見て、どのように弾けばよいかということを考えることは、とても大切なことです。そして、大まかでもよいので、全体的に把握しておくということも、とても大切です。この楽曲も、最初の旋律は、mPで始まりますが、盛り上がりのところで、mfになり、その前にクレッシェンドの記号がついています。(だんだん強くの意味です)
急に強くすると、聴き手は、それをとても不自然に感じてしまうので、だんだん強くして、mfにして、メロディーをはっきりと聴かせます。
そして、mfの小節を引き立たせるように伴奏形も変わります。このように、楽曲にメリハリをつけて弾くことで、弱く奏でるメロディーと強く奏でるメロディーの両方のメロディーを引き立てることができます。
なので、しっかりと、楽譜を見て、考えて弾くことはとても大切です。楽譜には、他にも、作曲者からの様々メッセージが書き込まれています。これについては、この方の、前回のレッスン、8月23日の記事に詳しく書かせて頂きました。
また、右手と左手の音のバランスも大切です。右手でメロディを取っていれば、そちらを際立出せる。左手は、なめらかに小さな音で奏でる。
とにかく、メロディを引き立たせるように弾くことを心がけると良いと思います。
次に、イ短調の音階をレッスンしました。
短調には、自然的短音階、和声的短音階、旋律的短音階の3つの種類があります。今日は、この3つの短音階を弾いて頂きました。少しずつ違いがあります。今日は、大丈夫!次回は、この中から、私が指定した短音階を、楽譜を見ないで弾いて頂くことにしました。なので、3つの短音階を弾き込んでくることが宿題です!がんばって下さい!
そして、宿題としていたイ短調の楽曲、ロシア民謡♪一週間を弾いて頂きました。
バッチリ!彼女と私とで連弾をしました。♪月曜日に市場へ出かけ~の楽曲です。ふたりで、ロシア民謡の雰囲気を感じ取りながら楽しく連弾できました!
さて、次は、あの有名なアニメーションの中で使われている楽曲(ご本人がやってみたいということで選ばれた楽曲)は今日で暗譜のレッスン、13回目です。
良くなってきていたのですが、前回が第5週目でお休みだったので、やはり、一週間空いてしまうと・・・・・・少し、以前に戻ってしまいました。
でも、今日、また、細かいところをアドヴァイスしましたので、
そして、お話するとすぐに応じて弾くことができるのが、彼女の素晴らしいところです!練習!がんばってください!
それから、合唱曲の伴奏に興味を持たれて、ある合唱曲のレッスンをしています。
今日も、また、少し進みました。だんだん形になってきました。少し難しい楽譜ですが、よく譜読みをしています。がんばっています!素晴らしい!
あとは、右手の和音が難しいところは弾き込みのみ!がんばれ~!
このように、ご自分から、この楽曲を弾いてみたいという意欲的なお気持ちを持たれることは素晴らしい!と思います。楽しく取り組むことができますよね!
それでは、次回、また、楽しみにお待ちしています。今日も、お教室にきれいなお花が咲きました。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。それでは、また、明日!
※私が作詞・作曲した「♪ありがとう」という楽曲をYouTubeに公開しました。もし、よろしければ、お聴きき下さい。こちらをクリックして下さい!
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