今日は、朝から気持ちの良い秋晴れ!お天気だと、気持ちもなぜか弾んで軽やかです!
さて、今日は、昨日、レッスンをさせて頂いた80代の初心者の女性のレッスンの様子をお伝えいたします!
昨日も、お家からお教室まで徒歩でお元気にいらっしゃいました!
「こんにちは~」張りがあるお声!お若い!
さっそく、レッスン開始!
そして、今日のハイライト
♪ちょうちょを、2回繰り返して、最後まで両手で弾けました!素晴らしいです!!
そして、いよいよ表現活動に入りました!
前回もお知らせ致しましたが、12月に発表会を計画しています。それに向けてのレッスンに入りました。この方には、♪ちょうちょをソロで弾いて頂きます。
1回ではすぐに終わってしまうので、2回繰り返して弾いて頂くことにしました。
もう、おひとりで、最後まで間違わないで演奏できますので、私は、生徒さんから離れた場所に座り、観客を演じて聴かせて頂きました。お客様がいることを想定した練習は意外に大事な練習です。大抵の方は、自分ひとりだと完璧に弾けても、何故だか他人に聴かれていると思うと、緊張して手が震えたり、音のミスがあったりということが多々あります。ピアノでなくても、そういうことってありますよね!不思議ですよね!
なので、楽曲が出来上がってきたら、この他人に聴かれているという模擬発表会の練習をして度胸をつけていきます!
この方は、レッスンを重ねるごとに音のミスがなくなり、確実に上達されています!
なので、次なるステージに進みます!それは、楽曲に表情をつけていくことです。表現です!
♪ちょうちょ を音のミスがなく弾けることは一番ですが、無表情な演奏では、人の心には伝わっていきません!強く弾くところ、弱く弾くところ、ゆっくり弾くところなど、楽曲に変化をつけ、表現していくと、
♪ちょうちょ が美しい花から花へ舞ながら飛んでいる様子、そのちょうちょの様子を愛でてちょうちょと遊んでいる子供、楽しそうな笑顔の表情、うららかな春の陽気などの情景を弾き手と観客で共有することができるのです!これは、演奏の醍醐味です!
16小節という短い楽曲の中にも、しっかりとストーリーとメッセージが込められています。ここまでやれるとまさに音楽です!ただ、ミスなく機械のように弾いても、あまり意味を持ちません!なんなら、機械の方が正確で上手に弾けます。でも、人が弾くので、その表現が面白いのですね!
このようなお話をさせて頂いたら、同じ表現活動であるダンスをなさっておられるので、すぐに理解して下さいました。そして、楽曲の4小節ごとに強弱の変化をつけてみました。私から、「どこを小さく弾いたらよいでしょうか?」と問いかけましたら、ご自分で「ここですかね!」と提案して下さいました。まさしく、私もそのフレーズを小さく弾くようにお願いしようと考えていたフレーズでした!
とても豊かな感性をお持ちでいらっしゃいます!
さあ、更に楽しくなってきました!
ものすごい成長を遂げておられるので、発表会当日も、この方の演奏が、他の生徒さんや観客の皆様に、人は、いくつになっても、好奇心や意欲を持ち続け、自分がやってみたいと思うことを見つけて挑戦すれば、その夢は実現できることを伝えて下さると思います。
一緒に楽しくがんばっていきましょう!
次回、お会いできるのをとても楽しみにお待ちしています。
今日も、お教室にきれいなお花が咲きました。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。それでは、また、明日!
※私が作詞・作曲した「♪ありがとう」という楽曲をYouTubeに公開しました。もし、よろしければ、お聴きき下さい。こちらをクリックして下さい!
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