福島市のピアノ教室「にこにこ千穂 音楽教室 Sun Sing Smile」

福島市でピアノ教室をしております渡辺千穂です。元特別支援学校音楽科教諭の経験を生かし丁寧なレッスンを行っています。

何故Sun Sing Smile?

  我が音楽教室の名前は「にこにこ千穂音楽教室 Sun Sing Smile」と言います。

「にこにこ」は、父がまだ元気だった生前に、「私、教員を退職したら、音楽教室をやろうかな?千穂音楽教室にしようかな?」と話したら、父が「にこにこを、名前の前に入れろ!」と言ったので、「じゃあ、にこにこ千穂音楽教室だね!」ということで、ずいぶん前から、音楽教室の名前は決めていました。

 

 そして、月日が流れ、母が平成27年11月に永眠。父は、母が亡くなる1週間前に脳梗塞で、大きな病院に救急車で運ばれ、入院。私にとって人生のどん底でした。自分が病気をした時よりも、つらい日々でした。なので、この頃のことについては、いまだ、卒業できていないので、くわしくはお話できませんが、母の事、父の事が同時に重なり、精神的にかなり追い詰められながら、でも、自分は倒れられないという張り詰めた気持ちで、日々を生きていくのがやっとでした。

 

 母の最期を看取り、母の葬儀を喪主として執り行い、父の病状が詳しくわからず、心配しながら、母の葬儀を終えて、父に会いに行きました。

 

 そんな時のことでした。父が入院している病院に車で向かう途中の出来事です。

 

 私は、悶々とした心と頭で運転していました。起こった出来事と他人への負のおもいでいっぱいでした。「どうして!なんで!・・・・・~!」

そんなことを、考えていたら、庭坂の踏切と踏切の後に道路の一時停止があるのですが、つまり、二度一時停止しなければならない場所なのですが、いつもなら、きちんと二度一時停止している場所にもかかわらずに、私は、踏切の一時停止をしませんでした。自分では、全く意識がなく、悶々としている心と頭で、すっかり、そのまま走っていました。そして、道路の一時停止で止まっていた時に、「そこの赤い車、止まって下さい」と白バイの隊員の方の声がして、「え~、赤い車って私?どうして?一時停止しているのに!」と思いながら、近くのコンビニに誘導されて、お話しされました。「踏切の一時停止していませんね」と言われて、やっと自分が呼び止められた意味がわかりました。「踏切の一時停止違反は、信号無視と同じ点数になります」と言われ、免許証を見せて、罰金の支払いを命じられ、心の中はさらに、ブルーになりました。父の病院へ、一刻も早くいかねばならないのに・・・・・。

どんどん悪いことが重なります。

 

 

 そして、私は、気づきました。

 負の思いを抱いていると、負の出来事を呼び込んでしまう。そして、また、その負の出来事での嫌な負の思いを持つことにより、悪いことが起こる。そして、どんどん負のリングを大きくしてしまう!

 

これは、いけない!そうだ。気持ちを切り替えなくては!!!

交通違反はしてしまったが、これは、自分への教えである。罰金の支払いはあったが、授業料だ。踏切の一時停止を忘れて、運悪く電車にぶつかったら、命がなかった。  幸い、私は、大丈夫だった。良かった。

 

 そうだ!これは、気持ちを切り替えるように教えられたのだ!と悟りました。

 そうして、負の思いから、プラスの気持ちに切り替えるために、嘘でもいいから、言葉だけでも、プラスの言葉を使おう!と思いました。

 

 それで、私は「心に太陽を 唇に歌を 周りに笑いを」という言葉を、無理やりでもいいから自分に言い聞かせることにしました。そうして、嘘でもいいから、口角を上げるように努めました。笑顔の表情を作ることで、脳が、この人は今、快の気持ちなのだなと錯覚させられ、幸せホルモンが出てくると、以前、本に書いてあったのを思い出しました。

 

 本当は、泣きたいような気持でしたが、気持ちの切り替えを意識して、意図して、言葉をプラスの言葉を使用するようにし、表情を作り笑いでも、笑顔にするように、心がけました

 

 そうしたら、奇跡!が起きました。いろんな本に書いてあるのは本当でした!

とてもラッキーなことに、一生懸命な若い有能な理学療法士の方が父の担当で、その方に、家族ができるリハビリを私が教えて頂き、その方が、他の患者さんを担当しておられる時に、私が、教えて頂いたリハビリを父に行っていました。それが、功を奏したのか、父の状態が少し上向きになってきて、以前には、リハビリ病棟などのお話は先生からありませんでしたが、父が回復のきざしが見えてきたので、先生に恐る恐るリハビリ病棟へいけないものかどうか伺ったところ、めでたく、先生から、リハビリ病棟へ移る許可を頂くことができました!先生から笑顔で「いいですよ!」と言われた、あの時のことを私は一生忘れない!本当にうれしかった!

 

というわけで、このような奇跡!が起こったのは、やはり、あの時の気持ちの切り替えだと思うのです。どんなに、厳しい状況でも、それを嘆いて、負のエネルギーに押し倒されてしまうと、また、負の出来事を呼び込む。そして、・・・・。どんどん負のリングは大きくなってしまう。

なので、気持ちを切り替える。負から正プラスのエネルギーにするには、言葉や表情などをかえる。そうすると、さらに、良いことを呼び込む。良い出来事が起こったり、良い人に巡り合える。私は、本当にその通りだと思います。

だから、「心に太陽を 唇に歌を 周りに笑いを」

それで、太陽(Sun ) 歌(Sing) 笑顔( Smile)

音楽教室の名前の最後に太陽(Sun )歌(Sing)笑顔( Smile)をつけました。

 

なので、私の音楽教室「にこにこ千穂音楽教室 Sun Sing Smile」となりました。

 

※「心に太陽を 唇に歌を 周りに笑いを」から、太陽(Sun ) 歌(Sing) 笑顔( Smile)になるには、父がリハビリ病棟にいるようになり、私が6か月の介護休暇を終え職場復帰して、高等部の新1年生の担当になった、そのかかわりの中で、英語での言い回しである、太陽(Sun )歌(Sing)笑顔( Smile)という言葉に出会うのですが、このお話は、また、今度させて頂きます。

 

というわけで、私は、いつでも、どこでも、どんな時でも、

「心に太陽を 唇に歌を 周りに笑いを」Sun Sing Smileと思い、言うようにしています。

 

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 今日もご覧いただき、ありがとうございました。それでは、また、明日!

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