福島市のピアノ教室「にこにこ千穂 音楽教室 Sun Sing Smile」

福島市でピアノ教室をしております渡辺千穂です。元特別支援学校音楽科教諭の経験を生かし丁寧なレッスンを行っています。

私の創作曲♪「ありがとう」について(17)

 皆様、こんばんは。今日は、5月21日(火)私の休日!

私のお教室は月・火は定休日なのです。

 

 今日は朝から雨!こちらは警報・注意報は出ていません。

降っている雨も、しとしとと、静かに降っています。

 

 さて、私は、動物病院がお休みの日曜日以外、毎日、猫のみかんちゃんの点滴のために通院しています。そして、信頼できるベテランの獣医さんの治療を受けています。

先週は、「体重が50グラム増えました」とご報告でき、そして、その後、食欲が出てきて順調に進んで、また、50グラム体重が増え、先週末の土曜日には、3.2キログラムになり、来週は、「一日おきの通院で良いですね!」と喜んでいた矢先、

日曜日に、血の混じった嘔吐が2回程あり、当然そのような状態だと食欲が全くく無く・・・・。

 

 昨日の通院で、その状態に対応した治療をして頂き、今日は火曜日。

みかんちゃんの体重が3.0キロクログラムに減ってしまいました・・・・。

私の心は限りなく・・・・・・。

それに重ね、昨日から、他の猫のはっぴちゃんも、嘔吐して食欲がなくなり、今日はみかんちゃんと一緒に通院。簡易検査の結果は腎臓関係の数値がかなり高め。

明日、精密検査の結果が出ます。

 

 ということで、私の心は、今日の空模様と同じく暗くどんよりと・・・・。

でも、先週も書きましたが、突然、やってきた悪い事に対して、どのように対応したらよいかということは、自分の病気の体験や天国に見送った両親の介護の体験で学んだことなので、そして、その学びをこのブログで書いているので、改めて、自分自身に再確認させるために今日のブログを書きます!

 

 先週書いたこと!

『とにかく、「希望を持って治療に臨む」ことが一番大事だと思っています。自分の今までの体験からも、自分のメンタルを明るく前向きに希望を持って!

ちょっとしたことでも、良い変化を心から喜び感謝する。

良い思いは良いことを呼び込む!悪い思いは悪いことを呼び込む!』を思い起こし、

気持ちを切り替え、良い思いは良いことを呼び込む!のメンタルで、いま、自分にできる事を、精一杯がんばります!

 

 今の状態での「ありがとう」を考えれば、

ベテランの信頼できる獣医さんに診て頂いている!私がフリーなので、毎日ケアできるし、通院もできる!治療費を何とか支払うことができる!車を運転できるので自分で予約時間に合わせて通院できる!何より、自分が健康なので、毎日の通院に対応できる!etc・・・・・・。

今考えただけでも、これだけの「ありがとう」を思いつきました!もっともっとある!

 そうだ!負けるな!自分!

 

 今現在、ブログもツイッターもお休みしていて、一抹の寂しさはありますが、みかんちゃんとはっぴちゃんが良くなってきたら再開しますので、その時は又、今まで同様によろしくお願い致します。

 

 火曜日の今日は、“私の思うこと”など、つれづれなるままに書いております。

最後までお付き合いいただけたら、うれしいです。

 

 少し前から、私のライフワークである創作のお話をさせて頂いております。

私の創作曲♪「ありがとう」が、出来上がったいきさつや自分の思いなどを、この火曜日に少しずつ書かせて頂いています。

 

 では、前回のあらまし~

この楽曲は今から11年前の二月頃に作り始めました。

当時、私は、郡山にある支援学校に勤務していました。

私が、創作した♪「ありがとう」は、周りの先生方のご協力を得て、それまで私が経験したことのない未知の世界に私をどんどん連れていってくれることになるのでした。

そして、その飛躍のお話の前に、私が、何故、この♪「ありがとう」を創作することが出来たのか?

 実は、私は、40代半ばに甲状腺腫瘍という病気になり、この病気になったことで、大きな大きな人生の学びを得ることができたのでした。今から15年前のお話です。

 

 私は、当時、私のかかりつけの病院でエコー検査をした時に、甲状腺に腫瘍があることが分かり、悪性の疑いがあると医師から告げられました。いろいろありましたが、私はようやく手術をお願いしたいと思うことができる素晴らしい医師に出会うことができ、入院して手術を受けました。手術後、あまりの苦痛と痛みに悩まされましたが、ある若い先生のピュアなお心に触れ、暖かいお言葉を頂き私は救われました。一方、残念な体験もあったけれど、反面教師とすることとして・・・。そして、日に日に私の身体は回復に向かい、10日間程度の入院を終え退院。自宅療養をして、いよいよ職場復帰となりました。復帰後、初めての音楽の授業で私は奇跡を体験しました。生徒さんたちの私に対する暖かい気づかいと応援のパワーのおかげで、私は半ば諦めかけていた高音が出るようになり歓喜に震えました!同時に生徒さんたちに心から感謝しました。

そして、自分の周りにはたくさんの「ありがとう」があるということに、ようやく、心の底から気づくことができました!

 

 というところまで書かせて頂きました。

  今回からお読みになる方もいらっしゃるかもしれないので、まず、最初に、これからお話することは、「私はこうして病気を克服しました。すごいでしょう!」というようなある意味、病気自慢の優越感に満ちたお話ではないし、「私は、こんな病気になりました。かわいそうでしょう!」という人様に同情を求める劣等感に満ちたお話でもありません。

 どんな人でも、ある時、いきなり、良いことも悪いことも訪れると思います。

本当になんの前触れもなく、急に訪れます。良いことがやってきた場合は、うれしいけれど、悪いこととなると、ただただ、うろたえ、どうしてよいのか、まるで分からず・・という状態になりますね。まさに私がそうでした。

  それで、その突然の悪い出来事に遭遇して、私にどのような心の動きがあり、どのような気づき、学びがあったのかというお話させて頂くことで、もし、少しでも皆様のお役に立つことができれば、と思いお話させて頂きます。

 

~今日はその続き~ 

 私は、自分の声が元に戻ったという、この上ない喜びを感じつつ、自分は甲状腺のガンか、そうでないのかという不安な思いを抱えて、病理検査の結果が出るのを、じっと待っていました。

 

 そして、病院から電話がかかってきました。「病理検査の結果がでました。医師から説明しますので、病院に直接聞きに来てください。」というものでした。

 

 その日がきた!と思いました。日時が決まりました!

私は、検査結果を聞くことが、とても怖くて、正直、行きたくありませんでした。

期日が迫ってくるに従い、心の中に、また、足に鉛がくっつくような気持ちでした。

「誰か代わりに聞いてきてほしい!いやいや自分のことなのだから、自分が聞くしかありません。」と自分自身に何度も言い聞かせました。

 

 その日になりました!私は最悪のことを想定しました。

私は、まだ、車の運転ができる状態ではなかったので、家からかなり遠い病院まで、タクシーとバスを使って行くしかありませんでした。(タクシーの往復ではお財布が・・・・。)

 

 もし、「あなたは甲状腺のガンです」と医師から宣告された場合、私は、心労で、病院から自宅まで、バスとタクシーを乗り継いで帰宅するような気力はないだろうと思いました。なので、帰りは、少々、お金がかかっても、病院から自宅までタクシーを使うことにしました。(その代わり、経費節約のため、行きは、自宅から福島駅までタクシー。福島駅から病院までバスで向かうことにしました。)

 

 病院に着きました。約束の時間前に、かなり余裕をもって着きました。

その後、お忙しい先生なので、いろいろ緊急なご用事が重なったということで、

約束の時間から、かなり、遅くまで待ちました。

 

 その待ち時間が本当に嫌でした。私は最悪の場合を想定して、自分のメンタルをなんとか維持しようと努めました。

 そうして、待っていたら、お世話になった看護師さんに偶然お会いしました。「どうしたの?」と聞かれたので、これこれしかじかと理由をお話したところ、優しい表情で「そう~。もし、がんだと言われたら、お役目がきたと思いなさい。」と言われました・・・・・。

 

 それから、数時間待ち、夕方から夜になり、9時ぐらいだったと思います。

もう、心身が疲れ果て、疲れ果て・・・・・。

 

 その時、主治医の先生が現れました。

私の顔を見るなり、「いや~。待たせたね~。」と言って、笑顔で応じて下さいました。

 

 私は先生の笑顔の表情を見て「私は大丈夫だったのかな?」と少しだけ思いました。でも、分からない!

 

 そうして、先生が椅子に座るやいなや、「大丈夫だったよ!」と弾んだ声で軽やかに笑顔でおっしゃっいました!

 

 私はあまりにも、緊張してその時を待っていたので、「そうですか~!!!」

「良かった~!!!」っと心から安堵した解放感で椅子から崩れ落ちそうな気持になりました。太陽が目の前に現れたような気持ちになりました!

 

 先生から、くわしく検査結果を伺い、切除した私の甲状腺の写真を見せて頂きました。甲状腺は、皆さんもご存知の様に、蝶ネクタイの様な形をした、きれいなピンク色の臓器です。

 

 その本来きれいな臓器は、たくさんの腫瘍でボコボコに腫れあがり、異様な形に変わり果て、全く蝶ネクタイの様な形を残していませんでした。

 

 私は、自分の切除された甲状腺の写真を見て、自分の甲状腺に本当に申し訳なく思いました。私の日常生活のストレスを、この甲状腺さんが全部一身に引き受けてくれたのだと思うと、自分の甲状腺さんに、申し訳なさと感謝の気持ちでいっぱいになりました。自然に、甲状腺さんと「さん」の敬称をつけて呼んでいました。

 

 帰路は、安堵で腰が抜けるような気持ち!!!たた、ただ、良かった!!!といろいろなことに、しみじみと感謝の気持ちで一杯になり、無事に病院から福島駅までバスに乗車することができました。そして、福島駅からタクシーで帰宅しました。

 

あの時の安堵と感謝の気持ちを、私は、生涯忘れることがないと思います。

 

 この続きは次回書かせて頂きます。・・・・・つづく

 

今日も「♪ありがとう」の歌詞を掲載させて頂きます。1番、2番、3番まであります。歌詞を読んで頂けたらありがたいです。

 

                

                ありがとう

                           作詞・作曲 渡辺千穂

 

1 あなたの小さなその手に眠る

  かすかな希望の光を見つめて

  哀しみに染まる時を超えて

  あなたへの愛を呼びかけるよ

 

  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

 

2 あなたの涙をそっとぬぐった

  その手の優しい温もりを感じ

  苦しみに耐えた時を放ち

  喜びに満ちた愛を歌おう

 

  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

 

3 命に限りがあることを知った

  あの日の私をずっと忘れない

  子犬のきれいな瞳 見つめ

  慈しむ愛を胸に刻む

 

  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

 

  ララララララララ ラララ ラララ

  高らかに愛の歌を歌おう

 

  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

  

  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

 

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  今日もご覧いただき、ありがとうございました。それでは、また、明日!

 

※私が作詞・作曲した「♪ありがとう」という楽曲をYouTubeに公開しました。もし、よろしければ、お聴きき下さい。こちらをクリックして下さい!

https://youtu.be/otw7Icwmlfs

 

また、私が作詞・作曲した「♪Consideration」という楽曲をYouTubeに公開しました。もし、よろしければ、お聴きき下さい。こちらをクリックして下さい!

 https://www.youtube.com/watch?v=-DDDKKtLCSg プレビュー

 

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