「おとなのためのピアノ教本 2」♪イ短調のコード、そして、♪愛のロマンス！40代女性の今日のレッスン

　皆様、こんばんは！とうとう１１月最後の日！朝から寒いです。さっき外に出たら、小雨！まだ、雪にはならないようですが・・・！

　明日から、１２月！そういえば、遠い記憶ですが、私が中学生の時に、１２月１日に初雪が降ったことがありました！１２月に入ったその日に雪が降り、雪が積もった田んぼ道を通って中学校に行きました。１２月になると雪が降るんだと中学生の自分は妙に納得していました。今年の初雪はいつでしょうか？

　さて、今日は、４０代の女性のレッスンがありました。

　この方は、私の教師時代に、学校で音楽を教えていた生徒さんのお母様です。７月に、福島市のアオウゼで、私が勤務していた学校の同窓会のような会合があり、そこで、再会して、ご縁があって、私のお教室の生徒さんになって下さいました。

　いつもと変わらない明るい元気なお声！素敵な笑顔！！

そして、レッスン！今日は、「大人のためのピアノ教本２」のイ短調のコードの学習。そして、「♪愛のロマンス」

　前回も書きましたが、イ短調のⅠ　Ⅳ　Ⅴ　Ⅴ７がそれぞれ、Am　Dm　E　E7となります。この和音（コード）をしっかりと覚えることが大切です。そして、この基本コードの分散和音（アルペジオ）の伴奏形を何度も弾いて、指と頭に覚えさせていくと演奏がかなり楽になります！

　Am　Dm　E　E7という和音（コード）を見ただけで、左手がそのコードのアルペジオを奏でることができるとよいですね！

　短調では、イ短調が基本となり、これからホ短調やニ短調がでてきますので、少しずつ習得されていかれたら良いと思います。ゆっくりで大丈夫です！始めは、よく分からなくても、心配いりません！少しずつ！少しずつ！だんだん分かるようになっていきますので、大丈夫です！

　そして、「♪愛のロマンス」

　映画「禁じられた遊び」の中で、ギターで奏でられた有名なスペイン民謡です。左手の伴奏は、ギターの伴奏と同じアルペジオで奏でます！ポイントは、中盤のDmからEにコードが変わる時の、左手の指の押さえ方の対応がすぐにできるか！もう一つ、後半のAmからE7にコードが変わる時も同様です！そして、左手にばかり気をとられていると、右手のメロディーのブレスがおろそかになってしまいます。

　でも、こんなに難しい課題であるのに、お家でよく練習してきて下さり素晴らしい！です。お仕事もお持ちでいらっしゃるし、家事もなさりながら、ピアノの練習に時間を使っておられるお姿に頭が下がります。

　かなり、よく弾いてきてくださいましたが、イ短調のコードの学習として良い楽曲でもありますし、スムーズにDmからE、または、AmからE7に左手の指使いを変えることができるように、もう１回宿題とさせて頂きました。がんばって下さい！

　次は、ご本人がやってみたいとおっしゃった♪ポピュラーの楽曲です。

　今日のアドヴァイスは二つだけでした！

　一つは、最初のところだけ！指づかいに気を付けて、音を切らないでスラーを意識して弾く。

　もう一つは、ご自分でも、強弱やテンポなど表現に気を配って弾いておられるので、ぐっと音楽的にレベルアップしておられます。更に楽曲の盛り上がりを意識して歌うような気持ちで表現されると、もっともっと良くなると思います！

　とにかく、前回もお話しましたが、楽曲の流れが出てきましたし、音も柔らかくなりました。素晴らしい進歩です！

楽曲の最後の終わり方は、rit（だんだんゆっくりにする）の仕方がは見事です！とても良いです！

いよいよ仕上がりますね！次回が楽しみです！

　そして、最後は、発表会で連弾する「♪きらきら星」

今日も、息をそろえ、心を合わせ、お互いを察して、とても楽しく連弾することができました。これは、簡単なようで、実はかなり難しいことです！これができるこの方の音楽的な感性が素晴らしい！です。

　今日も、キラキラした雪の結晶のような素敵な「♪きらきら星」になりました！この方にピッタリ！です。私も一緒に弾いていてとても楽しいです！