福島市のピアノ教室「にこにこ千穂 音楽教室 Sun Sing Smile」

福島市でピアノ教室をしております渡辺千穂です。元特別支援学校音楽科教諭の経験を生かし丁寧なレッスンを行っています。

コップに水が半分!つづき

 今日は、朝から曇り空。最近は、青い空を見ていないような気がします・・・。

 

 台風や地震が続き、被害を受けた地域の皆様には、一日も早い復旧、復興を!

平和な日常に戻りますように!と心から願っています。

 

 最近の日本列島は、どうしてしまったのか?ひと昔前には、考えられないような出来事が立て続けに起こり、さまざまな出来事が他人ごとではなく、明日は我が身なのではないかと考えてしまいます。いつどこで何が起きても不思議ではないというのが現実なのですねぇ。ただ、その現実に、追いついていけない自分がいることも事実です・・。

 

 さて、今日は、火曜日。“私の思うこと”など、つれづれなるままに書いております。最後までお付き合いいただけたら、うれしいです。

 

 前々回、「コップに水が半分あるお話」について書きました。

今日は、そのお話のつづき・・・。を書きます。

「コップに半分の水」それをどう受け止めるか?①まだ、半分もある。②もう、半分しかない!

私は、若い頃は、②もう、半分しかない!という考え方しか知らなかったけれど、今は、①まだ、半分もある。という考え方に変わりました。考え方というのは、考え方の習慣に左右されるということもあるそうなので、その習慣を変えれば、考え方も変えることができるのではないかという旨のお話しをしました。

そして、私は、若い頃は、暗かった・・・!というところまで、書きました。

 

 そうなのです。私は、若い頃、今の自分とは、まったく正反対の性格でした。なので、積極的なポジティブな考え方をする前向きな人に対しては、あまりにも存在が、キラキラしていて、眩しくて正視できませんでした。そのような考え方ができる人を、うらやましくも思いましたが、自分とは、世界が違う人なのだろうなぁと考えていました。

 

 青年期特有の自分でも、自分のことがよくかわらず、鬱々としていた時期でした。そして、どこか、暗い方が、居心地がよく、安心できました。なので、今でも、そのような方の気持ちもなんとなくわかるような気もします。

 

 それで、思うのですが、では、若い頃の自分は暗~いだけの人間だったかというと、そうでもなく、明るい面、面白い面もあったと思うのです。一日中、ずっと暗い性格の自分でいたか?と言われればそうではなく、ひょうきんであったり、明るかったり、賑

やかだったり・・・でした。

 

 今だって、私は、他人様からよく「千穂さんってポジティブだよね~。明るいよね~。前向きだよね~。元気だよね~。」と言われますが、静かな面や暗い面や怖がりの面など、反対の性格も持ち合わせていると思うのです。

 

 私は、人様のことはわかりませんが、自分のことを考えると、自分の中には、明るい。暗い。積極的。消極的・・・・など正反対のさまざまな性格のミニワタシがおり、その時々に、どのミニワタシが心のセンターの位置に君臨するかによるような気がするのです。

 

 だから、占い師にあなたの性格は・・・。明るい。暗い。積極的。消極的。賑やか。物静かなどと、相反する様々なことを言われても、確かにそういう面もあるなぁと思い当たったりすると思うのです・・・。

 

 物事に対する考え方が、②もう、半分しかない!から①まだ、半分もある。に変わったのは、いつ頃からだろうと考えてみると、私は、どうも、教師の仕事を始めてからだったように思います。

 

 その頃に、本で、「コップに半分の水」の話を読み、①まだ、半分もある。という考え方があることを知り、「あっ!そうか!なあんだ~!」と思いました。まさしく、目からうろこでした。ただ、そのような考え方に反応できたのは、考え方を変える心の下地作りがなされていたようにも思います。

 

 私は、特別支援学校で33年間、教師をしておりました。特別支援学校の生徒さんたちは、明るくて、元気、まっすぐ、ピュアな方が多いと思います。なので、教師が、自分の殻に閉じこもって斜に構えていては、生徒さんたちに置いてきぼりにされてしまうのです。エネルギーがいっぱいで、精一杯生きている皆さんの前で、私も、少しずつ、自分の心のセンターの場所に、暗い性格のミニワタシが、明るい性格のミニワタシに席を譲り渡し、暗い性格のミニワタシは、別の場所に、どちらかというと端っこの方に移動していったのではないかなぁと思うのです。

 とにかく、毎日とても忙しく、生徒さんの現実と向き合う仕事を通して、私も、少しずつ性格がかわり、教師として、人間として、生徒さんと一緒に成長していったような気がします。

 

 なので、若い頃の私は、世の中、こんなものだと斜に構えていたところがあるのですが、それは、自分の中身が、からっぽなのを他人に知られたくない、知られてなるものかと、すごく身構えてカチカチになっていたためだったと思うのです。なんとなく自信がなく、劣等感があり、それを埋めるために変な優越感も強かった、自己肯定感もあまり高くなかったと思います。

 でも、直面する様々な現実から人生を学び、少しずつ自信もつき、同時に考え方の習慣も、ちょっとずつ変わってきたように思います。

 

 今の自分から、若い頃の自分にお話するなら、「人生は、辛いことや悲しいことはいっぱいあるけれど、学びもたくさんあるよ!人生はあなたが思っている以上に、味わい深く、楽しい!喜びがいっぱいあるよ!感動がいっぱいあるよ!だから、がんばって前を向いて歩こう!」

 こんな言葉をかけてあげたいなぁと思います。ただ、当時の私は、「そう言われても~」って思うかな?ハハハ

 

 その時その時で必死だったのですが、言葉も受け入れる心の基盤がないと、その時は届かないかもしれませんね。でも、人は変わる!なので、自分はこうだ!と決めつけないでいるほうが、もしかして・・・良いかもしれませんね!

なぁ~んてね!少なくても、私は、かなり変身しました!

そして、今の方が、かなり生きるのが楽だし、毎日、楽しく暮らせます!

なので、人は変わる! カモね!

 

今日もご覧いただき、ありがとうございました。それでは、また、明日!

※私が作詞・作曲した「♪ありがとう」という楽曲をYouTubeに公開しました。もし、よろしければ、お聴きき下さい。こちらをクリックして下さい!https://youtu.be/otw7Icwmlfs

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光さんとココアさん

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