今日は、一日雨。まさに、穀雨ですね。
「春眠暁を覚えず」今朝は、6時に目覚ましをかけましたが、止めて、また、うとうと・・・・。我が家の家族、猫さんの夢吉くんに「お母さん、起きて!」と腕をペロペロされ、やむを得ず・・・・。7時前には起床しました。
今日は、朝にまつわる詩をご紹介します。皆さん、ご存知だと思いますが、谷川俊太郎「朝のリレー」です。この間まで、テレビでCMとして、放映されていたような・・・。
朝のリレー 谷川俊太郎
カムチャツカの若者が
きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウインクする
この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ
私の好きな詩です。詩人って、どうしてこんなに素晴らしい発想ができるのでしょう!すごいなぁ~と憧れてしまいます。今も、地球上のどこかで、朝がはじまっているんですね!新しい朝が、毎日、みんなに、等しく訪れる。この詩を読むと、朝の清々しさと善良な人々の温かさが感じられ、なんか希望が湧いてきます。
新しい朝に あなたの幸せ 祈る。
猫さんの夢吉くん 家族会議が始まる?
我が家の庭に咲いている!