皆様、こんばんは。令和２年２月２５日（火）私の休日！
私のお教室は月・火は定休日なのです。
今日は一日中曇り空！そして、ニュースは新型コロナウィルス・・・・。
んっ～！今日は、家からあまり出ないで、一日中家事と事務仕事をしていました。
これからどうなるのでしょうか・・・・・・。。。
さて、今日は火曜日。火曜日は、私の”つれづれなるまま”に書いております。
もし、よろしければ、読んで頂ければ幸いです！
今日も先週の火曜日のブログの続きを書きます。
「私は何故？音楽をやっているんだろう？」
小さい頃からずっと音楽を学んできた私は、その長い年月の中、実は、このような
物凄い悩みの壁にぶつかったりしたのでした！
そして、やっと見つけた！やっと出会った！美輪明宏さんのこの言葉！
「音楽は心のビタミンです！」
私はこの言葉に救われました。自分のやっていることに、しっかりと自信と誇りを持つことができるようになりました。
私が、かつて勤務していた、ある特別支援学校でのお話です。
私はその頃、まだ、４０代でした。その学校では大人の生徒さんも学んでいました。
そして、その生徒さんたちの学ぶ学科では、１年生の時に、毎週１時間音楽の授業をする時間割になっていました。
当時、その生徒さんたちは、私の記憶では、大人の男性５名。おひとりが２０代の男性で、他の生徒さんたちは当時の私より皆さん年上でした。
４月。初めての音楽の授業で生徒さんたちとの初対面の時。音楽室の戸をガラガラの開けて中に入ろうとした時、生徒さんたちの視線が一斉に私に向くのが分かりました。
そして、私より年上の男性の生徒の皆さんが・・・！
私は正直びっくりして、開けた戸をまたガラガラと閉めようかなぁ～と思ったくらいでした。（あっ！これは冗談ですよ！）
動揺しながらも、自己紹介をして授業を始めました。
生徒の皆さんも自己紹介をして下さいました。
皆さんそれぞれ、学校に入学した思いなどを語って下さいましたが、おひとりおひとりが、病気やご自分の視力など、さまざまなご事情や思いを持ち、これからの人生を生きるために並々ならない決意を持って学校に入学されたことが伝わってきました。
でも、どの方も、とても明るく朗らかなジェントルマンの皆さんでした。
それから、１年間、毎週１時間音楽の授業をご一緒しましたが、生徒の皆さんは、みんな、いつも授業に協力的で、真面目に楽しくかつ熱心に取り組んで下さいました。
私も、大人の生徒の皆さんに常に敬意をもって授業をさせて頂きました。
発声練習をしたり、みんなでいろいろな歌をうたったり、合唱したり、冗談を言い合ったりと、毎時間、歌って、笑って、歌って、笑って！のあっという間の授業時間でした。皆さん、歌が上手で音程が良く、合唱をしても素敵なハーモニーを作ることができました。
そして、この５名の生徒さんたちに、おひとりおひとりがソロをとり、楽しんで頂く歌はないかなぁ～と考えていた時に、坂本九さんの♪「明日があるさ」（作詞 青島幸男
作曲 中村八大）を思いつきました！
これだと生徒の皆さんがよくご存知の楽曲ですし、おひとりおひとりソロを担当して頂くことができますし、♪明日がある 明日がある 明日があるさ～のところをみんなで歌って盛り上げることもできる！と思い、お話したところ、皆さん、「いいね～やろう！」と、とても乗り気で、楽しいコーラスになりました。
なにより、この歌の雰囲気が皆さんにぴったりでした。
今でも全員でこの歌をうたった笑顔の映像が、楽しい思い出と共に目に浮かびます。
そんなことをしているうちに１年が経過して最後の授業になりました。
みんなで1年間の思い出などを語り合い授業が終わった後のことでした。
ひとりの生徒さんが、私を待っていて「先生！」とお話をして下さいました。
廊下でのお話だったと思います。
その生徒さんが私にこう言いました。
「先生のおかげで、本当に楽しかった！１週間が待ち遠しかった！これは本当ですよ！先生のおかげでやってこれた！本当にありがとうございました！」と心を込めて私の手を握りおっしゃいました。
当時の私は「そうですか。お役に立てて良かったです。こちらこそ、ありがとうございました。」という様なお話をしたと思いますが、自分の照れもあり、生徒さんの「言葉のギフト」を、その「言葉の重み」をきちんと受け取ることができていなかったような気がします。
でも、今なら、分かります！私は、当時のその生徒さんより年齢が上がりました。
その今なら、その生徒さんの「言葉のギフト」「言葉の重み」が分かります！
自分の病気や視力の低下などに加え、さまざまな問題を抱えながら、年齢が上がってから、新たに学校に入学して、今までやったことがない、たとえば点字の勉強などの初めての学習を、自分の今後の人生のために始める。また、この方は入学と同時に寄宿舎に入られ、そこから学校に通学していました。こうした全てのことが、この方にとって、かなりの思いや覚悟があってのことだと思いますし、さまざまな困難に挑戦されていたと思います。他の生徒さんたちも同様です。
そんな中でこの方にとって、やはり、「音楽は心のビタミン！」だったのではないかと思います。
「音楽は心のビタミンです！」
音楽を通してお役に立てたことを心からうれしく思うと共に、この方の私に贈って下さった「言葉のギフト」「言葉の重み」を自分の心に、音楽の果たす役割として、しっかりと留めておきたいと思います。
この続きは次回書かせて頂きます！
もし、よろしければ次回も読んで頂ければうれしいです！
今日もご覧いただき、ありがとうございました。また明日。
※私が作詞・作曲した♪「Precious」という楽曲を
１月３０日（木）YouTubeに公開しました。もし、よろしければ、お聴きき下さい。こちらをクリックして下さい！
https://www.youtube.com/watch?v=z0Dkhb3XGG4 プレビュー
※私が作詞・作曲した「♪ありがとう」という楽曲をYouTubeに公開しました。もし、よろしければ、お聴きき下さい。こちらをクリックして下さい！
※私が作詞・作曲した「神無月の微笑み」という楽曲を、YouTubeに公開しました。もし、よろしければ、お聴きき下さい。
こちらをクリックして下さい！ https://www.youtube.com/watch?v=2ctv4K1TwQc プレビュー
※私が作詞・作曲した「♪Consideration」という楽曲もYouTubeに公開しました。もし、よろしければ、お聴きき下さい。こちらをクリックして下さい！
※私が作詞・作曲した「笑顔と風と太陽と」という楽曲をYouTubeに公開しました。もし、よろしければ、お聴きき下さい。こちらをクリックして下さい！ https://youtu.be/UWQns8I23ZE プレビュー
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