♪「少年時代」口の開け方と音程がとても良くなってきています。２０代男性の声楽のレッスン

　皆様、こんばんは！今日は６月１３日（木）

前回は５月８日（水）でした。一か月ぶりのレッスンの記事の投稿になります。

ご無沙汰致しました。やっと、再開できる喜びを感じています！

　今日は、久しぶりの梅雨の晴れ間のお天気！お日様の光や風が爽やかな一日です。

小鳥のさえずりも聞こえます。

ここはカントリーなので、家の周りの果樹園の緑や小鳥の声がするのどかな風景です。

　さて、今日は、２０代男性の声楽のレッスンがありました。

この生徒さんは、私が教師時代に音楽を教えていた生徒さんです。彼は、現在、仕事を持ち、余暇を利用して、自分のやりたいことを学んでいます。

　親御さんも、彼の学びをそっと見守り、暖かく応援するなどして、彼をしっかりとサポートなさっています。だから、彼はまっすぐな明るい性格で、のびのびとしていて、思わず、手を差し伸べたくなるようないい人です！私は彼が大好きです！

　こんな風に、卒業後も、かつて教えた生徒さんとかかわりを持つことができ、しかも、彼のこれからの学びを応援できることは、私の喜びです。

そして、彼の幸せな生き方に、私も少しは役立っているのかと思うと、とても嬉しくなります。

　今日も、いつも通り、バスに乗ってやってきました。

　「先生、こんにちは！」いつもと変わらぬ元気な声と笑顔！

　半袖の色鮮やかなTーシャツがお似合いです。

　そして、レッスン開始！

いつもの軽い運動を行い、発声練習。これは、スポーツに例えるなら、歌の前の大切な準備運動です。基礎の基礎なので、これをおろそかにしてはいけない必須のものです。

逆に、この練習をしっかり行うと、良い発声が身に付き、喉に負担をかけない歌唱ができるようになります。

発声練習のポイント

・口を大きく開ける。あくびの口（喉の奥を開けます）で息を吐き、息に音をのせるイメージ。

・音程をしっかりととる。

これが彼の課題でした。

そして、レッスンの継続により、かなり上達しました。

　手鏡を持参して頂いています。鏡を見ることで、自分で確認できるので良いと思います。どなたでもそうなのですが、自分では大きな口を開けているようで、案外、開いていません。それを自分で確認できると、より課題意識が目覚めてくると思います。

そうして、彼の発声が良い方に変わってきました。

口の開け方をマスターして、キラリと光る発声が出来る箇所が増えてきました！

〇歌唱レッスン

　レッスン曲は♪「少年時代」（井上陽水作詞・作曲）

　彼の声の特徴であり長所「高音をきれいに出せる」を生かすことができる楽曲です。

今日の良かったところ　

・音程がかなり良くなってきました。

ピアノの前奏の後の♪なつがすぎ～の　♪なの音程が取れないことがありましたが、今日はバッチリ！

・歌詞の間違いがなくなったところ

繰り返すところ

１番の歌詞　♪夢がさめ　　夜の中　長い冬が　窓を閉じて　呼びかけたままで

２番の歌詞　♪目が覚めて　夢の後　長い影が　夜に伸びて　星屑の空へ　

この歌詞は、似ているようで似ていない異なる歌詞なので、誰でも難しい箇所ですが、彼は、いつも１番２番ごちゃごちゃになっていました。

しかし、今日はバッチリ！

・１番２番の最後の箇所

　八月は夢花火～

　この♪夢花火～は、１番と２番で音程を少し変えて歌唱しなければなりませんが、これが、難しい箇所でした。

しかし、今日はバッチリ！

素晴らしいです！

なぜ、このように上達してきたのか？

それは、彼の努力です！

彼は、私の宿題をきちんとやってくれています。

私が、歌詞を覚えるために、何回も用紙に書くようにお話しましたが、彼はきちんとその宿題をやっています。

　また、腹筋や背筋のトレーニングを、それぞれ一日２０回程度やるようにお話していますが、お母さんがとても協力的でいらっしゃり、毎日、出来た出来ないを〇×で表記できる表を作成して下さいました。彼は、正直に〇×をつけており、これが、毎日の彼のモチベーションアップにつながっていると思います。最近、お腹が引き締まってきました。

やはり、継続は力なりですね！

レッスンの成果が確実に出てきています！

間を空けないで継続してレッスンに励んでいる成果が出てきています。そして、自分でも手ごたえが出てきているのだと思います。それが、更に、彼自身のモチベーションを上げていくのだと思います。

やればできる！努力は実る！

きちんと真面目にレッスンに取り組んでいれば、必ず成果は出てきます。

彼を見ていて、改めてそう思いました。私は、とてもうれしいです。

さあ！もっともっと良くなっていきますよ～！

まだまだ、音程の課題はあるので、

次回は、そこを中心に、一緒に楽しくレッスンに励みましょう！

お母さん、いつもご協力ありがとうございます。

　それでは、また、次回、お会いできるのを楽しみにお待ちしています。

　お教室に爽やかな風がサッーと吹きました。