皆様、こんにちは。しばらくご無沙汰致しました。
突然、ブログもツイッターもお休みしてしまいましたが・・・・・・・。
実は、
我が家の愛猫 渡辺クレバちゃんが4月12日(日)0時間15分に永眠しました。
私はあまりのシヨックにブログもツイッターも書く気力が無くなり・・・・・
そのどちらも、今日までずっとお休みしていました。
葬儀と49日の納骨が終わり、気持ちの整理も、なんとか、ひと段落ちきましたので、クレバちゃんへの追悼文を書きたいと思います。
クレバちゃんの火葬と告別式は4月14日(火)福島市松川町水原にあるペット葬祭センター福島さんにお世話になりました。
クレバちゃんの様子がどうもおかしい・・・と思い、動物病院に連れて行った時には、血液検査の結果もかなり悪く、これは、かなり悪い状態だと診断され、私は、気が動転しました。腎臓や肝臓がかなり悪化していました。
そういえば、最近、ご飯の時に、茶碗のそばにきていないな、どうしたのかな?とは思っていましたが、私がいない時に食べているんだと私は思っていました。
でも、ごはんが減っていたのは、クレバちゃんとミルキーちゃんの部屋にたびたびやってくるココちゃんが食べていたのでした。
クレバちゃんは、あまり、自分の変化を見せない、いつもじっとしていている静かな猫さんでした。
そして、私は、クレバちゃんを一度も抱っこしたことがありませんでした。
というか、抱っこを絶対に拒否する猫さんでした。
クレバちゃんとの出会いは2011年3月10日。なぜ、正確に覚えているかというと、あの東日本大震災の前日だったからです。
私が当時勤めていた職場のそばで、ボロボロの状態でいるところを発見して保護しました。可哀そうなくらいとてもおびえていました。そして、目の状態もおかしく、何かしら病気を持っているかもしれないので、とにかく、動物病院で健康チェックと検査をしてからと思い、それまでは家の物置にいてもらうことにしました。
病気をもっていると他の猫達にうつしてしまうので、一時しのぎで物置にいてもらいました。頭が良いクレバーな女子猫さんで、私の家に来れば~と思ったので、名前をクレバさんとしました。
3月11日は、私の以前の職場である勤務校の卒業式でした。私は式でのピアノ伴奏の大役もあり、とにかく、卒業式が終わってから、病院に連れて行こうと考えていました。午前中に式が滞りなく終わり、やれやれと思っていたところに
あの震災が・・・・・。原発事故も・・・・・・。
何もかも、全てがストップしてしまいました・・・・・・・。
保護したクレバちゃんを動物病院に連れて行けたのは、自分も周りも少し落ち着いてからでした。なので、動物病院で健康チェック及び検査ができた時には、両目が見えない状態になっていました。あの震災がなかったら、もっと早く受診でき、右目はもっと良い状態でいることができたのではないかと思います。
当時、獣医さんのお話では「目が厚い膜で覆われてしまい、曇りガラスごしに物を見るような感じだと思う」ということでした。ただし、検査結果では、多少病気はあるものの、他の猫たちにうつすような猫エイズのような悪い病気は持っていないということが分かり、家の中に入れることができました。多少病気があるということと、とにかく、おびえている猫なので、みんなとは別の部屋で暮らしてもらうことにしました。
これがクレバちゃんとの出会いです。クレバちゃんは、我が家にきて、おおよそ9年生きました。保護したときが2歳だったとすれば、だいたい11歳。人間だと60代前半・・・・。
放浪時代は、とてつもない、ひどい目にあったのではないかと思います。
とにかく、人間が怖い!抱っこは絶対にしない!と頑なに拒否していました。
だから、私は、あえて、こちらからあまり積極的に関わらないようにしていました。
クレバちゃんの自由を大切にしてあげることを第一に考え見守っていました。
クレバちゃんの友達は、なんといっても猫神様ココちゃんでした。ココちゃんは唯一クレバちゃんとミルキーちゃんの女子部屋に入ることができた猫さんでした。猫神様ココちゃんは不思議な猫さんでどの猫たちとも友好関係を築くことができるのです。
昨年の春に、みかんちゃんをはじめとして、次々と猫たちが吐いたりして、病院通いしましたが、クレバちゃんもその時に病院に行き、血液検査を受けました。経過観察という結果で少し安心していました。でも、やはり、3ヶ月に一回は検査を受けないといけないと今回思い知りました。
なので、クレバちゃんの死後、我が家の猫さんたちを代わる代わる動物病院に連れていき、血液検査をしています。今後、3ヶ月に1回の検査組。1か月の1回の検査組と様々。一応経過観察ですが、その中で、レオさんの貧血が判明。今は服薬中です。
先生から「黄色信号だけれど、赤になってもおかしくない瀬戸際の状態です。」と言われ、今は、処方された薬を、必死に、きちんと飲ませています。
クレバちゃんが教えてくれたことです。
クレバちゃんも、みんなと同じように抱っこできたりすれば、クレバちゃんの異変に気づくことができた・・・・・。
クレバちゃん自身が病気を隠す猫だったので、クレバちゃんをもっと注意して見てあげていればよかった・・・・・という思いがグルグルと頭に中をまわりました。
クレバちゃん、ごめんなさい・・・・・。
クレバちゃんを夜中に看取り・・・・・。
亡くなる時は、父の時も、母の時も、今まで育てていた犬や猫の時、全部、いつも、
ただただ途方に暮れるばかり・・・・です。ただただ途方に暮れるばかり!
どうしたらよいのか本当にわからなくなります。
クレバちゃんが亡くなってから、私は初めてクレバちゃんを抱っこするころができました・・・・・。
でも、私は思いました。
クレバちゃんは、決して可哀そうな猫ではなく、幸せな猫として我が家で一生を終えた。安全・安心な落ち着ける場所。冬は暖かく、夏は涼しい部屋。身体を考慮したごはんとお水。そして、なにより私に愛され、猫神様ココちゃんという彼がいて、ルームメイトの気が合う女子猫さんのミルキーちゃんがいて、とても幸福な猫生を送ったのではないかと思います。
クレバちゃんは、我が家の動物ファミリーのお墓に埋葬しました。
クレバちゃん、大好きだよ!ずっとずっと大好きだよ!我が家に来てくれて、私とみんなと一緒に居てくれて本当に本当にありがとう!
千穂 ココア ミルキー
他の猫さんたち
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