♪「聖者の行進」発表会で見事演奏できました！８０代初心者の女性の今日のレッスン - 福島市のピアノ教室「にこにこ千穂音楽教室 Sun Sing Smile」

　皆様、こんばんは！令和元年１２月２１日（土）

今日も快晴！青空！１２月後半にしてはめずらしい陽気でした。

我が家の猫さんたちも、暖かい陽だまりの中で、気持ちよさそうにしていました。

でも、空気はやはり冷たい！

この時期、風邪やインフルエンザ等、流行っていますので、

皆様、どうぞ、ご自愛下さい。

　さて、今日は、８０代初心者の女性のレッスンがありました。

お家から歩いてレッスンに来て下さいます。

今日もお元気な様子！「買ったばかり！」と黒のダウンコートをお召しになって！

とても若々しいです！

　さて、レッスン開始。

１２月８日（日）の発表会では、

♪「聖者の行進」を演奏して頂きました。

古関裕而記念館で開催した第２回発表会でしたが、５０名の観客の皆様がご来場して下さいました。生徒の皆様のご親族の方々ご友人の皆様が集いました。

　合唱の部では、２つのグループの６名の生徒の皆様が合唱の発表をして下さり、ソロの部では７名の生徒の皆様が声楽やピアノの演奏を発表して下さいました。

　この方はソロの部で、３番目にピアノの演奏を発表して下さいました。

ご本人は、「大勢の方々の前では、やはり、緊張してしまい、お家で弾くようには演奏できなかった。１回目はうまくいったが、繰り返しの２回目は思いように弾けなかった！」とおっしゃっていました。

　この方に限らず、どなたも「あの場に行くと（演奏するピアノの前に座ると）全然違う！」とおっしゃいます。

　これは、あの場に立った経験のある方でないと分からないことかもしれませんが、練習できちんと弾けても大勢に「見られている！」と思うと、頭が真っ白になってしまい、ただただ、どうしよう！という気持ちになってしまいます。いつも間違わない箇所をミスしたり、それでかえって動揺が広がったり・・・ということが起こります。

　客席にいるとなんということもなく人の演奏を聴いていますが、ひとたび、ステージに上がると、まったく異なる心の景色が広がります。

　なので、人前での演奏を経験したことがある方は、演奏者の気持ちが分かると思います。

演奏者は、みんな、自分とのプレッシャーと戦っています。なので、たとえ演奏のミスがあったとしても、思いように演奏できなかったとしても、ステージで最後まで弾くことが出来た！のなら、

もう、それだけでOK！です。素晴らしい！と思います。

　演奏出来た！と

自分で自分を褒めてあげて下さい!

　ミスがあったり、自分の思うように演奏できなかったなら、もし、できましたら、

次回、また、再挑戦！して頂ければと思います。ステージでの演奏では、その場の雰囲気に慣れるということも大きな成功要因なので、経験を積む、場数を踏むということが、プレッシャーへの対処の仕方を教えてくれたりもします。

　ステージに立つということは、このような様々なことも併せて学習できる大切な経験だと思います。

　この方が、ご自分では思い通りの演奏が出来なかったと思っておられても、

♪「聖者の行進」を見事に最後までステージで演奏できた！

ということは、とても素晴らしい！ことだと思います。