皆様、こんばんは。今日は、４月２日（火）私の休日！
私のお教室は月・火は定休日なのです。
福島市の天気は、なんと雪！まるで2月の天気です！外の気温は2℃！
信じられな～い！冬タイヤに交換しないでいてよかったです。
昨日は新元号の発表。「令和」
「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ。
梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように」
なんとも気品漂う優雅にして、また明るい希望も感じられる元号で、私はとても素晴らしいと思いました。
選定理由となった万葉集にも、俄然、興味が湧いてきました。学生時代に古典の授業の中で、万葉集を学んだことはありましたが、面白いもので、卒業して大人になってからの方が、学習意欲が増すのは何故でしょう？
若い頃は、当たり前に、親に授業料を払ってもらい、学校で大事な学問を教えて頂いたのに・・・その有難みをあまり分かっておらず、ふ～ん！なんてただただ流していってしまった・・・・・。あ～もったいな～い！
前置きが長くなりました！
今日は、火曜日。“私の思うこと”など、つれづれなるままに書いております。最後までお付き合いいただけたら、うれしいです。
少し前から、私のライフワークである創作のお話をさせて頂いております。
私の創作曲♪「ありがとう」が、出来上がったいきさつや自分の思いなどを、この火曜日に少しずつ書かせて頂いています。
では、前回のあらまし～
この楽曲は今から１１年前の二月頃に作り始めました。
当時、私は、郡山にある支援学校に勤務していました。
私が、創作した♪「ありがとう」は、周りの先生方のご協力を得て、それまで私が経験したことのない未知の世界に私をどんどん連れていってくれることになるのでした。
そして、その飛躍のお話の前に、私が、何故、この♪「ありがとう」を創作することが出来たのか？
実は、私は、40代半ばに甲状腺腫瘍という病気になり、この病気になったことで、大きな大きな人生の学びを得ることができたのでした。今から15年前のお話です。
私は、当時、私のかかりつけの病院でエコー検査をした時に、甲状腺に腫瘍があることが分かり、悪性の疑いがあると医師から告げられました。いろいろありましたが、私はようやく手術をお願いしたいと思うことができる素晴らしい医師に出会うことができ、入院準備を始めました。
というところまで書かせて頂きました。
今日はその続き～
今回からお読みになる方もいらっしゃるかもしれないので、まず、最初に
～これからお話することは、「私はこうして病気を克服しました。すごいでしょう！」というようなある意味、病気自慢の優越感に満ちたお話ではないし、「私は、こんな病気になりました。かわいそうでしょう！」という人様に同情を求める劣等感に満ちたお話でもありません。
どんな人でも、ある時、いきなり、良いことも悪いことも訪れると思います。
本当になんの前触れもなく、急に訪れます。良いことがやってきた場合は、うれしいけれど、悪いこととなると、ただただ、うろたえ、どうしてよいのか、まるで分からず・・という状態になりますね。まさに私がそうでした。
それで、その突然の悪い出来事に遭遇して、私にどのような心の動きがあり、どのような気づき、学びがあったのかというお話させて頂くことで、もし、少しでも皆様のお役に立つことができれば、と思いお話させて頂きます。～
入院・手術の前に、やらなくてならないこと！
私の入院・手術は10日間程度。後は自宅療養で1か月程度のお休みをする必要がありました。
私は、仕事を始めて、こんなに長くお休みすることは初めてのことだったので、少々戸惑いましたが、まず、職場の上司にお話して、病気のための休暇をとらせて頂くお願いをしました。
そして、一緒に授業を持っている先生方にも、ご迷惑をおかけするので、おひとりおひとりに理由をお話して、お詫びとお願いをさせて頂きました。
また、学部の先生方にも学部会でお話させて頂きご理解を賜りました。
皆さんとても親切で好意的でした。本当に感謝です。
そして、なんといっても生徒の皆さんにどう話したらよいのか迷いました。あまり心配をかけなくないし、でも、1ヶ月程度もお休みするので、どうしよう？と思いましたが、「先生は、のどの中におできができたの。病院に入院してとってもらってくるね！しばらく、お休みするけれど、みんな、ごめんね！私がいない間も、他の先生方とちゃんと勉強するんだよ！しっかりね！じゃあね！」と明るくお話しました。
また、我が家では、当時、その年の5月に、ずっと一緒にいた黒猫のベアちゃんが腎臓の病気で亡くなり、白猫さんのララちゃんとシャムさんのフーちゃんの2匹がいました。そして、犬は光さんの前に飼っていたテリーちゃんがいました。
犬のテリーちゃんは、毎日、父が来てくれてお散歩してくれていたので、父にごはんのお世話も頼みました。
猫さんたちは、私の手術と入院期間の１０日の間、とにかくごはんをたくさんたくさんおいて、トイレをたくさんたくさん用意して、お水も飲めるようにして。というように準備をしました。後は、父に、何かの時はと、お願いしておきました。
そんなことの準備でかなり忙しくしていて、あっという間にその日はきました。
私がお休みする前の最後の音楽の授業で、当時、みんなでベートーベン作曲の交響曲第９番「合唱付き」の♪「歓喜の歌」の合唱を学習していました。ある程度仕上がっていたので、最後にみんなで各パートに分かれて合唱をしました。私は、ソプラノのパートで同じパートの生徒さんと共に歌いました。私の声はとても高音なのですが、みんなで歌いながら、「私のこの高音域の声も、今回で歌い納めになるかもしれない・・・」と思いました。
声のことは、甲状腺の専門病院のベテランの院長先生から、高音はかすれると言われていたし、私の知人のお母さんが同様の手術を受けて、やはり、術後は声がかすれたとその知人から伺っていたし、その頃になると、私もインターネットで病気のことも調べる余裕がでてきたので、体験談など読むとそのようなことも書かれていたし・・・・。
そして、その中には、手術の下手な医師に甲状腺の近くにある声帯も傷つけられ本当に声が出なくなった例なども書かれてあり・・・・怖い気持ちにもなりましたが、
「私は腕が良いあの○○先生に執刀して頂くのだから大丈夫！」と安心できました。
○○先生は声のことは、「大丈夫だと思うよ」とはおっしゃって下さいましたが、
声を生業とする私としては、高音が少しでもかすれてしまったら、もう自分の声でなくなってしまうと思ったので、手術前は本当に微妙な心持でした。
期待しているとだめだった時のダメージが大きくなるので、半ば、諦めていた方がよいのかもしれないなどとも思いました。
なので、お休みする前の最後の授業での合唱は、私にとって、「これが最後の自分の声なのかなぁ～」と感じ入ってしまうしみじみとするものでした・・・。
そして、いよいよ入院しました。9月後半の良く晴れた日でした。
この続きは次回書かせて頂きます。・・・・・つづく
今日も「♪ありがとう」の歌詞を掲載させて頂きます。１番、２番、３番まであります。歌詞を読んで頂けたらありがたいです。
ありがとう
作詞・作曲 渡辺千穂
１ あなたの小さなその手に眠る
かすかな希望の光を見つめて
哀しみに染まる時を超えて
あなたへの愛を呼びかけるよ
ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう
ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう
２ あなたの涙をそっとぬぐった
その手の優しい温もりを感じ
苦しみに耐えた時を放ち
喜びに満ちた愛を歌おう
ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう
ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう
３ 命に限りがあることを知った
あの日の私をずっと忘れない
子犬のきれいな瞳 見つめ
慈しむ愛を胸に刻む
ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう
ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう
ララララララララ ラララ ラララ
高らかに愛の歌を歌おう
ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう
ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう
ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう
ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう
ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう
今日もご覧いただき、ありがとうございました。それでは、また、明日！
※私が作詞・作曲した「♪ありがとう」という楽曲をYouTubeに公開しました。もし、よろしければ、お聴きき下さい。こちらをクリックして下さい！
※また、今回より私が作詞・作曲した「♪Consideration」という楽曲をYouTubeに公開しました。もし、よろしければ、お聴きき下さい。こちらをクリックして下さい！
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