皆様、こんばんは!今日は、3月9日。土曜日。
一日中晴天!青空!太陽!春のような陽気でした!
さて、今日は、80代の初心者の女性のレッスンがありました。
今日もいつも通り!お元気!薄いグリーン色のお召し物がとても素敵です!
さっそく、レッスン開始!
「おとなのためのピアノ教本 1」から
ベートーベン作曲♪「喜びの歌」のレッスンを行っています。
見事、両手で弾くことをマスターされました!本当に素晴らしいです!
そして、今日の課題は、拍の取り方とテンポです!
この♪「喜びの歌」は4分の4拍子の楽曲です。なので、拍をきちんと感じて演奏する必要があります。
1234 1234 1234 ・・・・ と進んでいきます。
最初の、はじまりのテンポを最後まで保ち、この4拍子の拍をきちんと感じとって演奏しなくてはいけません。
この方は、両手で演奏することができるようになりましたが、右手と左手の動きがスムーズにいかない小節では、指の動きを考えたり、鍵盤の音を探したりして、急に、テンポが遅くなったり、逆にスムーズに演奏できる小節はテンポが速くなったりという演奏になっていました。
なので、
①苦手な運指の小節を何回も練習して頂きました。
②また、手の基本のフォームを再確認して頂きました。鍵盤に対してまっすぐ、猫さんの手の形にして、掌に卵を入れるイメージが基本フォームです。
この基本フォームで5本の指をドレミファソの鍵盤の上に置いておきます。
手が右側や左側に傾いていると、演奏する時に、即座に、うまく音を押さえることができません。なので、手の基本のフォームはとても大切です!
この方も、そのために音を即座に押さえることが出来ずに、テンポが急に遅くなってしまうのでした。
また、もう一つ大切な事があります!
楽曲を最後まで間違わないで演奏することに不安がある場合は、
最初の始まりのテンポをゆっくりにします。
そして、そのゆっくりのテンポの中できちんと拍を感じ取り、楽曲の最後まで、そのテンポを一定に保って演奏します。ゆっくりのテンポで、きちんと演奏できるようになったら、次第にテンポを上げていきます。そうして、最終的に楽曲に示されたテンポで演奏できるようにしていきます。
このように段階を踏んで楽曲を仕上げていきます。
この方に、上記のテンポのアドヴァイスをさせて頂きました。
そうして、今日は、このゆっくりのテンポで何回も練習して、見事、
最後まで一定のテンポで両手で演奏することに成功しました!
やった~!
楽曲の終了後、お互いに笑顔でハイタッチしました!
出来た~!すご~い!
あとは、お家で復習をお願いしました。出来るようになったら、もう少しだけ、テンポを速めて演奏して頂ければと思いますが、この楽曲自体が、そんなに速いテンポで演奏する必要がない楽曲なので、ほんの少しだけのテンポアップで大丈夫です!
出来るって楽しいことですね!
この喜びが更なる原動力に繋がりますね!
こうして、少しずつレベルアップしていきます。今度は、いよいよ、
♪「かえるのうた」
伴奏の左手がコード(和音)を押さえるレッスンに入っていきます。
この方は、挑戦することにとても意欲的です。そして、少しずつレベルアップしていっていることにとても喜びをもっておられます。私もこの方にお教えしていて、とても楽しいし、自分の学びになります。
昨年末の発表会の時のこの方のメッセージです。
「人生は自分のもの。好きなように生きたい。自分の可能性をもっと追求したい!」
現在、85歳の方です!素晴らしいと思いませんか!
(84歳で生まれて初めてピアノを習い始めた方です!昨年の6月からピアノのレッスンを始めました。その方がここまで上達されました!)
今日も、レッスンの最後に、♪「喜びの歌」
♪晴れたる青空~漂う雲よ~小鳥は歌えり~林に森に~♪と私と一緒に歌って頂きました。とても音程がよく、じょうずに歌って下さいました。
これからも、しっかりとサポートさせていただきますので、一緒に楽しくがんばりましょう!
次回、お会いできるのをとても楽しみにお待ちしています。
今日も、お教室にきれいなお花が咲きました。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。それでは、また、明日!
※私が作詞・作曲した「♪ありがとう」という楽曲をYouTubeに公開しました。もし、よろしければ、お聴きき下さい。こちらをクリックして下さい!
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