福島市のピアノ教室「にこにこ千穂 音楽教室 Sun Sing Smile」

福島市でピアノ教室をしております渡辺千穂です。元特別支援学校音楽科教諭の経験を生かし丁寧なレッスンを行っています。

私の創作曲♪「ありがとう」について(4)

 皆様、こんばんは。今日は、2月19日(火)私の休日!

私のお教室は月・火は定休日なのです。

 

 こちら、福島市笹谷の天気はくもり!一日中どんよりした空でした。

でも、さほど寒くはなく・・・と言っていたら雨が降り出しました!

気温が低くないので、雪にはならず雨になるのですね!

2月も後半になってきました!2月の暦は28日までしかないので、あっという間に3月!

少しずつ春の足音が・・・・・!

 

 さて、今日は、火曜日。“私の思うこと”など、つれづれなるままに書いております。最後までお付き合いいただけたら、うれしいです。

 

 少し前から、私のライフワークである創作のお話をさせて頂いております。

私の創作曲♪「ありがとう」が、出来上がったいきさつや自分の思いなどを、この火曜日に少しずつ書かせて頂いています。

 

 では、前回の続き~

この楽曲は11年前の、ちょうど今頃の時期!に作り始めました。

当時、私は、郡山にある支援学校に勤務していました。4校目の勤務校でした。

 

 この楽曲は、まず、メロディーから出来上がり、そして、歌詞が出来ました!

ということまでを前回書かせて頂きました。今日は、その続きを!

 

 歌詞が一晩で出来上がり、翌朝、私は上機嫌で、勤務先に向かいました!

世界が変わったように見えました!フワフワした高揚感がありました!

 

 学校でも、学級の生徒さんたちには、「先生!どうしたの?」というくらい不思議そうに見つめられ、一緒にクラスを担当している先生からも「何か良いことがあったのですか?」「ん~!私、歌詞が出来たの!」「そうですか~!よよよよかったですね!」というような周りの皆様からは、朝から満面の笑みの私のテンションの高さに「どどどどどうしたのかな?」というような雰囲気でしたが、私の陽気なテンションにつられて明るい雰囲気で学級の一日が始まりました!

冬の朝の朝陽が差し込んだ学級で、みんな、笑顔の一日が始まりました!

 

 私は、なんとしても出来上がった歌詞をみて頂きたい先生がいました。今でも親交があり、私が尊敬してやまない先輩のK先生です。

 

 K先生は、体育科の先生であり、書道の達人であり、ご自分で本を執筆され自費出版されておられる素晴らしい先生です。肯定感にあふれ、思いやりがあり、ユーモアいっぱいの私が大好きな先生です。

 

 なんとしてもK先生に私の歌詞を見て頂きたいと思いました!

授業がおわり、私はK先生を訪ねて「先生、出来ました!」とお話しました。でも、K先生は「?????」「千穂先生~。どうしたの~?何が出来たの~?・・・」という感じでした。

 

 私は、今までのいきさつをk先生にまったくお話しておらず、「出来ました!」と私に突然言われても、頭の中は「????」ですよねぇ~。

 

 それで、私がカクカクシカジカとお話したら、

「えっ!!!!!すごいね~!では、聴かせて!」という展開になり、音楽室で、出来立てほやほやの♪「ありがとう」を、K先生と、K先生と一緒におられた保健の先生のおふたりに聴いて頂くことになりました!初演でした!

 

 私は初めてこの楽曲を人様の前で演奏することになり、緊張感はマックスでした!

あの日のことは、私は生涯忘れることができない・・・・と思います。

前の晩に歌詞ができたばかりで、自分でも歌詞をつけてきちんと歌唱できていない状態でした。

 

 でも、とにかく、私はこの出来立ての楽曲を聴いて欲しかった!

音楽室で私の声とピアノの音が響きました。自分では出来た!と思っているけれど、果たして人様が聴いたらどんな風に聴こえるのだろう?

自信と不安が交差した気持ちで歌いあげました。

 

 歌い終わってから、不安がいっぱいの気持ちで、おそるおそるおふたりのお顔を見つめました。そうしたら、おふたりとも「いいんじゃない!!!」「んっ!いいよ!」「すごいね~」「千穂先生が作ったの?」とお褒めの言葉を頂きました。

 それで、「3月に卒業生を送る会があるから、この歌を歌ったらいいんじゃない!」と言われました。

 

 その後、K先生が音楽室のとなりにある職員室の先生方に「千穂先生が歌を作りました。みなさん、ぜひ、聴いてあげて下さい~!」と大きな声で呼びかけて下さいました。そうしたら、人望のあるK先生のお言葉に7~8人ぐらい先生方が集まり、私の♪「ありがとう」を真剣に聴いてくださいました。2回目の演奏でした。

K先生は「卒業生を送る会」の係の先生でした。なので、自分ひとりでは、職員の演奏をどうするかについて決められないので、多くに先生方の意見を求めたのでした!

 

 私はドキドキしながら演奏して、おそるおそる顔を上げました。

K先生が「卒業生を送る会に、千穂先生にこの曲を弾いてもらっていいかな?」とお話すると、先生方は「いいんじゃない!」「いいよ!」「いい曲だね」「卒業生が喜ぶと思います!」など、先生方皆さん、とても優しく温かい笑顔で応じて下さいました。

 

 私の歌が歩き始めました!私にとっては「卒業生を送る会」という学校の学部の大きな行事でこの♪「ありがとう」を歌うなど考えもしないことでした!

だただた、出来上がった感動を伝えたいという一心でした。

 

一日で大きく世界が広がって行きました!

なにか私の周りの世界が少しずつ変わっていきました・・・・・つづく

 

この続きは次回書かせて頂きます。

 

今日も「♪ありがとう」の歌詞を掲載させて頂きます。1番、2番、3番まであります。歌詞を読んで頂けたらありがたいです。

 

                

                ありがとう

                           作詞・作曲 渡辺千穂

 

1 あなたの小さなその手に眠る

  かすかな希望の光を見つめて

  哀しみに染まる時を超えて

  あなたへの愛を呼びかけるよ

 

  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

 

2 あなたの涙をそっとぬぐった

  その手の優しい温もりを感じ

  苦しみに耐えた時を放ち

  喜びに満ちた愛を歌おう

 

  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

 

3 命に限りがあることを知った

  あの日の私をずっと忘れない

  子犬のきれいな瞳 見つめ

  慈しむ愛を胸に刻む

 

  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

 

  ララララララララ ラララ ラララ

  高らかに愛の歌を歌おう

 

  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

  

  ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう

 

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  今日もご覧いただき、ありがとうございました。それでは、また、明日!

※私が作詞・作曲した「♪ありがとう」という楽曲をYouTubeに公開しました。もし、よろしければ、お聴きき下さい。こちらをクリックして下さい!

https://youtu.be/otw7Icwmlfs

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