皆様、こんばんは!今日から2月!早いですね~!
なんとなく気持的に、昨日とは違う!一日過ぎただけなのですが、何故でしょう?
ただし、外は寒い!今日も風がピューピューいっています。寒~い!
さて、今日は、40代の女性のレッスンがありました。
この方は、私の教師時代に、学校で音楽を教えていた生徒さんのお母様です。昨年の7月に、福島市のアオウゼで、私が勤務していた学校の同窓会のような会合があり、そこで、再会して、ご縁があって、私のお教室の生徒さんになって下さいました。
今日も、明るい元気なお声!素敵な笑顔!!
そして、いつもおしゃれ!ブルーのセーターがとてもお似合いです!
では、レッスン開始!
今日は、まず「おとなのためのピアノ教本2」から
ロシア民謡「♪黒い瞳」「♪茶色の小びん」のレッスンを行いました。
「♪黒い瞳」では、運指 が課題となりました。
楽譜に示されている運指は、実は、意外に大切なものです!
演奏する時に、指の動きが不自然でなく、かつ、スムーズに動かすことができるようにと工夫されています。
なので、お家で譜読みをする段階から、楽譜に示されている運指に注意を払って弾くことが大切なことです。これを見逃してしまって弾いていると、間違った形で覚えてしまい、正しい形への修正が少し大変になります。また、不自然な運指だと、どうしても、音のミスにつながることが多々あります。
今日のレッスンでも、最初に弾いて頂いた時に、音のミスがあり、何故なのかと原因んを探るとやはり運指が違っていました。楽譜に示されている、正しい運指のアドヴァイスさせて頂きましたところ、理解力がとても高い方なので、「そうか!なるほど!」とすぐに納得されていました。正しい運指での演奏では、ご本人も、弾きやすいご様子でしたし、音のミスもかなり改善されました。なので、今日のレッスンでの復習をお家での宿題とさせて頂きました。
「♪茶色の小びん」は、スタッカートとテヌートを学ぶための練習曲です。
だんだん楽曲が難しくなっていきますが、よく練習されておられ素晴らしいです。
スタッカートとテヌートの意味もよく理解して演奏されていました。
ただ、気になったことが手の形でした。基本形の手の形があります。イメージは、猫さんの手のような形で、掌の中に卵を入れるような感じです。
弾き方は、肩やひじや、手首の力を抜いて、鍵盤の上にすっと置きます。
力は指先に集中させます(こちらの習得はかなり難しいので、少しずつできるようになっていけば良いと思います。今できなくても焦らなくてよいです。ただし、常に意識することは大切です)。これが、ピアノを弾く基本形です。
手の形を基本形に整えることは、とても大切なことです。
ぐしゃと指を曲げた形で弾くと、曲げたところに不自然な力を入れているので、良い音は出ませんし、なにより、ご自分がかなり疲労します。なので、以前お話した復習としても良い機会であると思いますので、基本に戻り、手の基本形(特にこの方は左手でした)を意識して弾く練習をお願いしました。
そして、最後は、自由曲として「おとなのためのピアノ曲集」クラシック編1から、
モーツァルト作曲♪「ピアノ・ソナタ第11番」も譜読みをしてきて下さったので、この楽曲も見させていただきました。
この楽曲の決め手は、スラーとブレスです。
右手のみのスラー、両手のスラーをきちんと意識して演奏することが大切です。
演奏者は作曲家モーツァルトの意図を楽譜よりきちんと汲み取って演奏することで、
時間と空間を超えてモーツァルトと繋がることができるし、モーツァルトとお話をすることができるような気がしますね!そう考えるとなんかロマンチックですね!
というわけで、スラーとブレスのアドヴァイスをさせて頂きましたところ、
「この曲って、こうゆう曲だったのですね~!」のとても感心され、感嘆され、
「分かりました!練習してきます!」と明るく力強くおっしゃっていました。
この方の感性の豊かさや柔らかさには、こちらの方がいつも感心してしまいます!素晴らしいです!
この方がどんどん上手になっていかれるのがとても楽しみです。そのお手伝いをできることが、とてもうれしいです!
これからもしっかりとサポートしますので、一緒にがんばりましょう!
それでは、次回、またお会いするのを、とても楽しみにしています!
今日もきれいな素敵なお花が、お教室に咲きました。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。それでは、また、明日!
※私が作詞・作曲した「♪ありがとう」という楽曲をYouTubeに公開しました。もし、よろしければ、お聴きき下さい。こちらをクリックして下さい!
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