只今、夕方１８時の福島市の気温、33℃。風はありますが、暑いです！ただ、日中よりは、さすがに過ごしやすくなりました。クーラーを止めて、窓を開けて書いています。台風の影響を受けそうな地域の皆様、どうぞお気をつけ下さい。被害が出ませんように・・・・。
さて、今日は、２０代の女性のレッスンがありました。お仕事が終わった後、いつものように自転車で来て下さいました。暑い中、汗をかきながら、自転車をこいできて下さり、大変でしたね！
今日のレッスンは、「おとなのためのピアノ教本 2」から、宿題にしていた♪旅愁を弾いて頂きました。左手の伴奏の形が途中から変わります。曲想の変化に伴い、伴奏の形が変わるのが学習のねらいです。同じ和音（コード）であれば、いろいろと伴奏に変化を付けることができます。これをマスターすると、ぐっぐっと音楽的なグレードが上がります。
また、どの楽曲でも、そうですが、楽曲を演奏する時に、楽譜をよく見ることがとても大事だと思います。楽譜には、速度記号、調号（ヘ長調なら必ずシの音には♭を付けて弾く等）、強弱やスラー、ブレス、など必要なことが書き記されていますので、それを最初にきちんと確認する習慣ができればよいかなぁと思います。あとは、運指！ここで何回も述べている運指です。これも楽譜に書かれているので、譜読みの段階できちんと確認して弾くようにしたほうがよいと思います。自己流で弾いて自分のくせをつけてしまうと、修正するのに時間がかかり、かえって大変になることがありますので、最初から、楽譜をきちんと見て練習することをお勧めします。
彼女には、そのようなお話をして、もう少し、弾き込んで頂くようにお願いしました。また、どうしても、右手より、左手の方が強くなってしまうので、右手のメロディを引き立たせるように、左手の伴奏は、もう少し音量を落として弾くようにアドヴァイスしました。両手のバランスはとても大切です。とにかく、メロディを引き立たせるように弾くことを心がけると良いと思います。
音階では、前回の課題のヘ長調の音階はバッチリ！でした。良く練習しておられます。また、他の長調も忘れないように、引き続き弾いて頂くようにお願いしました。
そして、今日は、イ短調の音階をレッスンしました。
短調には、自然的短音階、和声的短音階、旋律的短音階の３つの種類があります。今日は、それぞれの音階の弾き比べをしました。それぞれ微妙に異なるので、（和声的短音階は第7音に♯をつける、旋律的短音階は音階を上る時は、第６音、７音に♯をつける、音階を下る時には、その音を♮にする。自然的短音階と同じ）等の、違いを学習して、次回までにそれぞれの音階をスムーズに弾くことができるように宿題としました。
大切なことを、少しづつ学ぶことができるテキストなので、大人の方で、新たにピアノを始めた方には、とてもよい教材だと思い使わせて頂いています。
さて、次は、あの有名なアニメーションの中で使われている楽曲（ご本人がやってみたいということで選ばれた楽曲）は今日で暗譜のレッスン、１２回目です。
本当に良くなりました！！音楽的に弾くことがことができるようになりました！聴き手が、安心して聴くことができます。素晴らしい！！練習の成果！！！
あえていうなら、前回も、そうでしたが、楽曲の一番の盛り上がりにところのクレッシェンドからフォルテ。そしてデクレッシェンドからmPのところを、もっと表現してくれるとバッチリ！がんばって下さい！ここだけです！
自信を持って堂々と弾くことができるようになってきた！本当に素晴らしい！
後は、毎回、お話していますが、ここで油断しないで、毎日、必ず、一回は弾くようにお願いしました。練習！がんばってください！
それから、合唱曲の伴奏に興味を持たれて、ある合唱曲の学習に入りました。
今日も、少し進みました。だんだん形になってきました。右手の和音が難しいところは弾き込みのみ！がんばれ～！
このように、ご自分から、この楽曲を弾いてみたいという意欲的なお気持ちを持たれることは素晴らしい！と思います。楽しく取り組むことができますよね！
それでは、次回、また、楽しみにお待ちしています。今日も、お教室にきれいなお花が咲きました。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。それでは、また、明日！
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