皆様、こんばんは!令和4年5月15日(日)
穏やかな5月の日曜日。木々の緑を爽やかな風が揺らしています。
立夏。しだいに夏めいてくるころ。とても良い季節!
私は、この“立夏”という漢字と言葉の響きがとても好きです。
なぜかワクワクします!
夏に向かうこの感じが、なんかとてもいいなぁ~と思います。
さて、今週のレッスン。
日曜日のブログを「今週のレッスン」として、レッスンさせて頂いた生徒さんの中からおひとりをピックアップして、レッスンの様子をお伝えしていますが、今日も、先週に引き続き、どなたかおひとりということではなく、最近、レッスンを通して私が気がついたことをお話したいと思います。今日は「楽譜について」のお話をしたいと思います。
「楽譜」は音楽を勉強している方であれば、必ず、必要となるものですよね!
その楽譜ですが、楽譜は本当によくできていて、横に見ると時間の経過が分かり、縦に見ると音の重なりが分かり、その通りに演奏してみると、メロディー・リズム・ハーモニーが織り込まれた楽曲が浮かび上がってくる。まるで魔法のような代物です。あの紙に印刷されている魔訶不思議なデザインのようなものが、意味のあるものに変わります。でも、たくさんの約束事があり、その約束事を理解していないと全く理解できる代物ではありません。まるで、暗号のようなものだと思いませんか?
日本では小学校の授業から、音楽が教科としてきちんと位置付けられているので、小学1年生から、楽しみながら歌ったり、リズム遊びをしたりして、少しずつ少しずつ、音楽の約束事を教えられていきます。そして、教科書には、必ず楽譜が載っていますので、これを見ることで、少しずつ楽譜にも馴染んでいくことができます。これはお子さんにとって、とても大切な経験だと思います。
といっても、音楽の授業は毎日あるものではなく、大方のお子さんは、なんとなく分かるような感じで過ごしていくのだと思います。そんな中、音楽が好き!ピアノが弾けるようになりたい!レッスンを受けたい!というお子さんたちが、ピアノの生徒さんとして親御さんとご一緒に習いに来て下さいます。
この生徒さんたちは、皆さん、初心者なので、バイエル(上)からレッスンします。
バイエル(上)の最初は右手の指番号の図です。この右手の指番号から、右手の練習ドからソのレッスンに入っていきます。1(親指)の指でドを弾く。次は1と2(人差し指)の指でドレドレを弾くという具合に進んでいきます。同時に、繰り返しのリピートの記号が楽譜に記されており、この記号の意味と読み方を学習していきます。
こうして、少しずつ、テキストが進むにしたがって難しくなっていき、学習する音楽の約束事や記号が増えていきます。小学校では、2年生の教科書に4分音符。8分音符。2分音符。4分休符。8分休符が出てきて、ここで、これらの音符や休符をタンやタタ、ターアン。ウン。ウ。といった言葉を用いて、それらの記号がどの位の時間を要するものなのかを学習しますが、レッスンに通っているお子さんたちは、学校での学習以上に長い時間をかけて学習していきますので、深く理解していき、次第に自分のものにしていくことができます。
習い始めの頃は、音符の名前を尋ねても、なかなか言えないお子さんも、レッスンの度に私に聞かれるので、だんだんと覚えていきます。
レッスンでは、楽譜に書かれてある音符の名前や記号、拍子、リピート等、毎回、聞くようにしています。そうして、レッスンが進んでくると、Moderato(中くらいの速さで)やAndante(ゆっくり歩くような速さで)などの速度を表す記号も出てきます。お子さんたちは、初めて聞くその言葉に???となりますが、何回も、教本にでてきますし、そのたびに、実際にそのイタリア語を発声して、その意味を私に話すうちにだんだんと覚えていきます。
「自分でその言葉を発声する。」ことが大事だと思います。自分で言って、自分の耳で聴くうちに、頭の中の理解度が上がっていくのだと思います。そうして、自分の中で「あたりまえ」にすることが学習のカギです。
すべての学習に言えることだと思いますが、何回も繰り返しているうちに、今までそれは何?であった得体のしれない事柄が、すんなりの自分の中で「あたりまえ」のことになっていく。そうなればしめたもの!更に学習が進んでいきます。
こうして、初心者の小学生のお子さんたちは、楽譜への理解を少しずつ深めていきます。と同時に、あの魔訶不思議なデザインのようなもの。暗号のようなものが、意味のあるものに変わり、その通りに演奏すると、なんと、ピアノから美しい音色がでてくる!
これは、素晴らしいことです!
楽譜を読める人同士なら、楽譜を見て演奏しあったり、合奏をしたりして、たとえ、言葉が通じなくても、楽しいコミュニケーションをとることができます!
やはり、楽譜は、魔法の暗号かもしれないですね。
そして、この楽譜におかげで、200年とか300年前に作曲された偉大な作曲家の楽曲を、今、私たちは、日常のなかで、普通に演奏することができます。
これは、奇跡のようなことなのではないかと感動さえ覚えてしまう私なのでした。
ちなみに、バッハ(1685~1750)ベートーベン(1770~1827)
モーツァルト(1756~1791) シューベルト(1797~1828)
ショパン(1810~1849)・・・・・・・etc
楽譜ってすごい!この話はまだまだ終わらないので、この続きは次号で書きます!
今日もご覧頂きありがとうございました。それでは、また来週~!
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